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ブログ 組立製造業のトレーサビリティー

トレーサビリティー

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  • トレーサビリティーが大事な理由

    製造業でトレーサビリティーは品質保証やリスク管理の観点から非常に重要です。製品に不具合が見つかった時に、どの工程・部品・材料に起因するかを迅速に特定できます。また、問題のあるロットや部品をピンポイントで回収できるため、対処時間の短縮とリコール範囲を最小化しコスト削減につながります。顧客に対して「安全・高品質」を証明できるため、ブランド価値の維持や企業の信頼性向上につながります。
     

    こうした理由で、品質保証と不良品対応、顧客信頼の確保、法規制・業界標準への対応、生産効率と改善とサプライチェーン全体の透明性の観点から必要な能力とされているのです。

  • 組立製造業のトレーサビリティーとダイレクトパーツマーキング(DMP)の利点

    ディスクリート製造(離散型)と呼ばれる、自動車、電子機器、機械など「個別の部品や製品」を組み立てる生産方式では、製品はシリアル番号やロット番号で識別しやすく、部品単位で追跡が可能です。この特徴を生かして様々な手段でトレーサビリティーの実現が可能です。

  • DPM ダイレクトパーツマーキングを活用するメリット

    部品に直接刻印、マーキングするため、ラベルやタグの剥がれ・紛失のリスクがなく、製品のライフサイクル全体で識別情報を保持できます。シリアル番号やコードを組立後も追跡できるため、リコールや品質問題発生時に特定部品の履歴を迅速に確認できます。高温、油、化学薬品など過酷な環境でも識別情報が保持されるため、航空・自動車・医療機器など厳しい品質要求の業界で有効です。

    DPM ダイレクトパーツマーキングを活用するメリット
  • しかし簡単ではないDPM 読取り

    レーザーマーキング、ドットピーニング、化学エッチング等の方法でワークに直接マーキングされるDPMですが、部品表面に直接刻印されるため印字が浅く、反射や光沢、曲面などで一般的なバーコードリーダーでは認識が難しいケースが多くあります。汚れや摩耗、刻印の微細さによりコントラストが不十分になり、照明条件や角度調整が必要になる点も難易度を上げている要因です。

  • DPMをサクサク読めるバーコードリーダーがあります

    手持ち式のバーコードリーダーPowerScan 9600 DPXは超堅牢設計のDPM対応機種です。ワイヤレス充電や多様な通信方式を備え、現場での耐久性と柔軟性が特長です。生産ラインや設備に固定するMatrix220 XAIはAI搭載で難読コードを高速・高精度に読み取り、Auto Setupや産業用通信対応で固定式スキャナの最高性能を実現します。両機種ともに面倒で難しいDPM読取りの事前設定は不要です。
     
     
    手持ち式のバーコードリーダーPowerScan 9600 DPX ※画像クリックで製品ページへ

    DPMが簡単に読めるバーコードリーダー

     
    AI搭載で難読コードを高速・高精度に読み取る、Matrix220 XAI ※画像クリックで製品ページへ
    読取りが難しいダイレクトパーツマーキングでも読取りができる工程式バーコードリーダー

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    トレーサビリティーの実現には、ハードウェアの導入以外に MES(製造実行システム)やERPとの連携が必要です。私たちはハードウェアの提供にとどまらず、トレーサビリティーソリューションとしてご相談から目標実現まで全体をお手伝できる自動認識のスペシャリスト集団です。相談レベルでもご遠慮なくお問い合わせください。