導入事例

稼働当初からノーミス運用

株式会社ウエルコ様


今回、導入事例の取材にご協力頂きました株式会社ウエルコ様は、チューブポンプ、薬液供給装置の開発、製造、販売を主力事業として展開されているメーカー様です。 このたび株式会社ウエルコ様では新たな事業としてパーツセンターを展開することになりました。そのため、従来の受注生産方式と異なり受注から納品まで短時間で行う仕組みを早急にシステム化する必要があり、今回株式会社ダイフク様 垂直式回転棚を導入し、更に出荷ミス防止を強固なものとするためウェルキャットのハンディ検品システム『Real Checker』を導入されました。 システム導入について執行役員 事業企画部 部長 小野 健一様にお話を伺いました。



ウェルキャットのハンディ検品システム『Real Checker』を導入されるきっかけは?

「もともと様々なことでお手伝いしてもらっている株式会社ネクサスエアーさんに今回のシステム化についてご相談したところ、ご紹介頂いたのがウェルキャットさんのシステムでした。 もちろん、ハンディやシステムについてはインターネット等にて様々な業者さんを調べることもできましたが今回は既にお客様がいらっしゃり稼動までに時間がなかったことから早急に導入検討をしなければならず、株式会社ネクサスエアーさんにご相談したという経緯がありました。」

システム導入にあたりどんな課題がありましたか?

経験のない即日出荷に対応
「当社はメーカーであり、その事業内容は受注生産がほとんどです。そのため、受注してから納品するまではある程度の期間がありました。しかし、この度立ち上げたパーツセンター事業は即日出荷に対応しなければならず、そのノウハウがない状況でした。 パーツ製品を在庫し、ピッキング・検品といった作業のために広いスペースを用意できる場所もなく、人手も多く掛けることはできない状況で、もともとそのお客様のパーツセンター機能を担っていた大手物流企業と同等の物流品質(誤出荷防止、出荷スピードetc)を維持できるシステムをどう作り上げるか、しかも稼動まで時間も限られている中でそれを実現しなければならず大変苦労しました。」 「このシステムを導入する際、実際に作業に当たるスタッフも皆ハンディを使うのは初めてでしたが特に問題もなく使い始めました。」




  • システムについてお話をお聞かせ下さい。

    「まず、場所(スペース)がないという課題についてはダイフクさんの垂直式回転棚 を利用することで対応することにしました。 これにより省スペースでの在庫保管と人が移動することなく必要なパーツ製品をピッキングすることが実現できました。 次にピッキング中に発生する取り間違いの防止についてはハンディ検品システムで品番と数量のチェックを行うことにしました。

    『Real Checker』を採用されたポイントは?

    2週間で実運用とのマッチング
    「ご紹介頂いてから2週間で実運用とのマッチングができたことが一番のポイントだと思います。概ねこうすればミスを防止できるであろうということは考えていた中で、デモンストレーションを見せて頂いた時、これならばイメージしていたシステムを実現できると確信できました。」

    『Real Checker』を導入した効果はいかがですか?

    予想に反して稼動当初からノーミス運用
    「当初お客様の方では、業務移管直後はある程度ミスはあるだろうとそのリスクを予想されていたそうです。しかし、実際には稼動から3ヶ月間ノーミスで運用することができ、お客様に大変喜んで頂いております。」

    今後の貴社のPRされたいことは?

    【このパーツセンター事業を拡大させて行きたいと考えております。また、自社製品のメンテナンスパーツについても今回得たノウハウを活用し、ご依頼からご提供までのスピードアップを図り、顧客満足の向上に努めて参りたいと考えております。



    該当製品

    カタログPDF

    拡大版のPDFは下記よりダウンロードください