導入事例

在庫管理の効率化/RealStocker

東京ガスエコモ株式会社様

東京ガスエコモ株式会社様は神奈川県横浜市の南部エリア(8区)を中心に、東京ガス株式会社様からの委託を受け、主にガス器具の販売・メンテナンスサービス業務を展開されている企業様になります。「環境・快適・安心創造企業」を経営理念とし、社会インフラの安定供給という非常に大きな役割を果たすと共に、近年注目が集まっている環境にやさしい「省エネ」・「創エネ」商材の普及にも積極的に取り組まれています。 今回、棚卸や在庫管理の課題解決に弊社のRFIDを活用した在庫管理システムとハンディターミナルをご採用いただきました。システム構築に携われた、守田氏 、高崎氏、采女氏に導入の経緯やその効果などお話を伺いました。

当社は担当エリア内に拠点がいくつかあり、お客様のニーズに素早く対応できるよう、拠点ごとに必要なメンテナンス部品在庫をもっています。システム導入前は、拠点間で在庫状況の把握ができておらず、同じ部品をいくつも抱えていたり、連携をとる明確な手段が確立されていなかったため、在庫の運用が効率的にできていない状況にありました。 また、細かいメンテナンス部品も多数保有しているのですが、棚卸の際に目視にて照合作業を行っていたため非常に手間と時間がかかっていました。具体的には、月1回棚卸を実施してますが、以前は管理帳票リストを作成し、目視で全品番(何千個)を1個1個数え、手作業(記入)で在庫を確認、時には帳票上登録されてない商品が見つかったり、原因を調べたりで1週間以上費やしてしまう事もありました。





Q.導入後の効果はいかがでしょうか?

A.ハンディターミナルでの一括読み取りにより棚卸作業の効率が大幅に向上しました。

特に大きなメリットを感じているのは棚卸です。倉庫内でハンディターミナルをかざして回るだけで照合は完了です。以前の現物を見ながら管理帳票リストで目視確認していくやり方と、ハンディターミナルで一括読み取りをしていくやり方とでは、天と地ほど作業効率の差がありました。 また、お客様のところにお伺いするメンテナンス作業員も、以前はこの棚卸作業に1日取られ、その日は現場作業に出掛けられない状況となっていましたが、システムを導入してからは大幅な時間短縮が図れ、その日の早い時間帯に本来のメンテナンス作業に出掛けていけるようになりました。 結果、サービス面の向上も果たせました。





A.在庫の見える化の実現により、拠点間での在庫の共有化などコストダウンも図れました。

停滞在庫や各拠点の在庫状況の見える化が実現できた事により、適切な在庫量を保つ事が可能となり、高額部品在庫などは共有、横持ち在庫として在庫量を減らし、各拠点間で連携・協力し合いコストダウンを図ることにも成功しました。



今後の展望

まだ構想段階ですが、現状、入庫倉庫とRFIDタグを印刷するプリンターが少し離れている場所にあるので、例えば、倉庫内で入庫製品をハンディターミナルで読み取ると同時に、人に装着したモバイル型プリンターからRFIDタグを印刷して、その場で次々と商品に貼り付けていく、といったような作業展開ができれば良いと思っています。 また、現在はメンテナンスで使用する部品製品を中心にRFIDで在庫管理を行っていますが、販売商品の方にも広げ、更なる効率化を加速させていきたいと考えています。


該当製品

カタログPDF

PDF版は下記よりダウンロードください