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シングルスキャン、ラスタースキャン、オシレートスキャン、リニアスキャン、シングルクロススキャンの違いは?
シングルスキャンは、1スキャン毎に同じ個所をスキャンするバーコードリーダです。出力されるレーザ光は、1本のビームです。一元バーコードをステップラダーの方向で読取りを
行う場合に使用します。リニアスキャンはシングルスキャンと同義語で、合成機能(ACR)を有したバーコードリーダでシングルビームのモデルを示しています。主に複数台使用
して、60°/90°クロスのビーム構成にて全方向の読取りを行う場合に使用します。
ラスタースキャンは、例えば、回転ミラーが一回転する際に10回スキャンする場合にそれぞれスキャンする位置をずらした光学系を搭載したバーコードリーダです。その場合、
レーザ光は、平行方向にビームが10本出力されます。ラスタースキャンは、一元バーコードをピケットフェンスの方向で読取りを行う場合に使用します。静止状態にてシングル
ビーム使用の場合、バーコードをスキャンする位置が変わらず、スキャンした箇所にバーコードに欠損や、汚れが付着していると読取り不良の発生の原因となるため、静止状態
にて同期信号を入れて読取りを行う場合にもラスタースキャンを使用します。
オシレートスキャンは、シングルスキャンの外側に振り子のよう振動するミラーを加え、レーザのスキャン方向(X軸)に加えて、スキャン方向に対して90°直角方向のミラーの振動
方向(Y軸)にスキャンする範囲を広げて、より広い範囲でピケットフェンスの読取りを行う場合に使用します。
シングルクロススキャンは、シングルビームの光学系を2個搭載し、90°クロスのビームを出力するバーコードリーダです。全方向の読取りを行う場合に使用します。