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レーザ式寸法測定システムの原理は?DM3610は現在日本市場の寸法測定システムとどう違う?

レーザ式寸法測定システムは、コンベア上で搬送される対象物の体積を測定するシステムです。レーザ光を回転ミラーによりスキャンさせて、走査角度ごとに反射光から
距離データを測定し、通過する物体の高さ及び、幅のデータの情報を取込みます。更にコンベアに取り付けたロータリエンコーダからのパルス信号を取込み、物体の長さ
データの情報を取込み、演算を行い搬送物の高さ×幅×長さのデータを算出します。レーザ式の利点としては、もう1つの方式のコンベア間に隙間を設け、コンベア上下と
コンベア両側面投受光センサを二対並べて、搬送物の通過時にセンサを遮光することにより、高さ及び、幅を計測する方式の寸法測定システムに対して、コンベアの隙間
を設けずに設置できる点があります。DM3610は、レーザをスキャンさせる回転ミラーを投光と受光の二つのエリアに区切り、反射光に対しての感度を向上させ、従来レーザ
式の弱点であった黒色パッケージ等の低反射物の測定性能を向上させています。