RS35/RK25用5250エミュレータ
小手丸ちゃん5250エミュレータ
- ソフトウェア
対応機種 : RS35 / RK25 / RK25J
製品概要
Telnet5250 を使用した IBM i 用のエミュレータです。RS35/RK25から、無線LANアクセスポイントを経由して直接 IBM i へ接続して操作が行えます。
製品特長
ゲートウェイ接続
接続先の切り替え
自動サインオン機能
自動サインオン設定なしでサインオン
連続読み(累積読み)、一括読み(多段読み)
ユニコード対応、外字サポート
画面固定機能、フォントの拡大表示
画面表示サイズ位置、色設定
スクロールとサイズを同時設定
キー割り当て変更、キーボード機能
カスタムキーボード(フリー設定)
タップ操作、マクロ機能
SmaPri印刷機能
動作環境
IBM i (AS/400) | ver5.3以降 (※TCP/IPにてTelnet5250接続ができること) |
モバイル端末 | RS35/RK25/RK25J |
ゲートウェイサーバー | WindowsServer 2012R2 2016 / Windows10 IBM i (AS/400) |
ラベルプリンタ | 株式会社サトー SBPL/PT200モード対応プリンタ全般(プチラパン・ラパンなど) 東芝テック株式会社 TPCLモード対応プリンタ全般(B-EP4DLなど) 通信接続形式: Bluetooth接続 無線LAN接続 |
システム構成例
主な機能の紹介
ゲートウェイ接続
直接IBM iへ接続せずに、ゲートウェイサーバーを介し接続することもできます。
ゲートウェイサーバーがセッションを維持するため、無線LAN環境の悪い場所での使用でもセッションを維持しながらの運用が可能です。
接続先の切り替え
ホスト接続先メニューで複数の接続先(ホスト、ユーザー、プロシージャ等)を登録しておくことで、接続先の切り替えを簡単に行うことができます。(5個まで登録可能)
ホーム画面のショートカットアイコンから切り替えて起動することも可能です。
自動サインオン機能
ユーザーIDやパスワードなどのサインオン情報を事前に設定することにより、エミュレータの起動後すぐにAS/400業務画面を開くことが可能になります。
自動サインオン設定なしでサインオン
自動サインオンの設定を行なわず、AS/400既定のサインオン画面を開いた場合には、入力フィールドが隠れてしまう場合がありますが、
「入力フィールド以外をタップした時の動作」の設定を変えることで表示されるようになります。
連続読み(累積読み)
小手丸ちゃんバーコードマクロを利用して、複数のバーコードをトリガーキーを押しながら連続で読むことが可能です。
一括読み(多段読み)
小手丸ちゃんバーコードマクロを利用して、一度の読み取りで複数の入力欄へ値をセットすることが可能です。
ユニコード対応
ホストコードページの「1390日本語英数カナ拡張(ユニコード)」「1399日本語英数小文字拡張(ユニコード)」に対応しました。
外字サポート
Windows端末で使用している外字ファイルをハンディにコピーすることでハンディ上で外字の出力ができます。
画面固定機能
エミュレータ画面が固定され、他の画面に移動することが出来なくなります。
フォントの拡大表示
機種変更等で今までよりも大きな画面になった時に画面の大きさに合わせて文字を拡大して表示させることが可能です。
画面表示サイズ位置
設定によりエミュレータ画面を表示するサイズと位置を変更することができます。
1×1から24×80まで設定可能です。文字の大きさは、最適なものが自動選択されます。
スクロールとサイズを同時設定
文字サイズやスクロールが設定可能です。(組み合わせた設定も可能です)
スワイプによるスクロール方式も選択可能です。
スクロールを有効した状態でも、表示位置を設定することができます。
色設定
DDSのCOLORキーワードに対する各色のカラーマッピングを変更します。
白黒表示を選択すると、背景が白で黒文字表示されます。
個別設定を選択すると、黒・青・緑・ピンク・赤・青緑・白・黄色に対して個別に表示色と背景色を設定できます。
キー割り当て変更
本体キーに対し別のキー機能を割り当てることが可能です。
キーボード機能
独自のソフトウェアキーボードを用意しており、Android搭載ソフトキーボードでは入力できない AID キーや各種機能キーなどが使用可能となっています。
カスタムキーボード(フリー設定)
キーボードの数やキー数(行列)も自由に設定して、キーボードの好きな場所に必要なキーを割り当てて利用できます。キーボードの切替はスワイプで行ないます。
タップ操作
タップ操作により今までキー入力でしか行うことが出来なかった端末操作を直観的に画面を触れるだけで行う事が可能となりました。
また、スライド操作によるページアップ/ダウンも可能となっております。
AS/400のメニュー画面上でのタップ操作に加え、キーボード入力を行うことも可能です。
キーボード表示は、入力フィールドのタップのほか、音量ボタンでも表示することができます。
マクロ機能
マクロ機能によりバーコードの制御や文字サイズ変更など行なうことができます。また画面内にマクロを記述することで、画面ごとに機能させることができます。
SmaPri印刷機能
サトーSmaPriと連携したフォームオーバーレイ印刷が可能です。
SmaPriと連携することで、SBPL記述では難しかった複雑なレイアウトのラベルを容易に印刷できます。
AS/400画面に、可変データのみをSmaPri形式にて表示するだけで印刷されます。