導入事例

ICタグ/RFIDハンディターミナルを使った商品管理

サコス株式会社様

1967年に建設機械のレンタル業を開始され、日本の産業を支え続けているサコス株式会社様。現在の取扱品目は、建機・工具類はもちろん事務設備に至るまで、約10万点にも及びます。 サコス株式会社様は「WE RENT SACOS」を合言葉に、単に商品をお貸しするだけではなく「サコスの信頼」をお借りいただくことを目標にされています。そのためには商品の維持管理を徹底し、お客様に常に最高の状態で使っていただくことが不可欠となります。それをさらに推進するため、サコス株式会社様は従来の手書き台帳管理から、ICタグを使った商品管理にシステムを一新されました。そこで耐久性と機能性を十分考慮され、弊社のRFIDハンディターミナル XIT-250-G を採用して頂きました。今回サコス株式会社 市川営業所内におきまして、技術担当の久富様と経営戦略企画室の佐藤様にお話をお伺いしました。

ICタグを導入する前の問題点

手作業(記入式)で台帳を管理していましたので、貸出・検品・パソコン入力作業など、手間と確認に大変時間がかかっていました。ミスも発生し、在庫数が正確につかめず、その都度原因をさかのぼって調べることも困難を要しました。

扱う製品の作業環境の特性から耐久性にも優れたICタグが最適と判断し導入!

ICタグの導入で苦労された点

建設機械は熱や油、衝撃、悪天候など過酷な環境で使われます。そこで、タグを一度貼ったら剥がれないように、また建機にあった接着場所や接着方法を工夫しました。
また使用する人たちにICタグの良さを理解してもらうのにもじっくり時間をかけました。『ICタグとは何か』から説明し、現場作業だけでなく事務処理にも大変効率化が図れることをていねいに説明しました。


ICタグを導入して改善された点

毎朝の棚卸時間が劇的に改善されました。


またICタグを読み取りし易くするための商品棚や配線の工夫で、整理整頓も徹底されるようになりました。


トラブルの際、以前は在庫確認に現場まで足を運ばざるをえませんでした。確認できない状況もしばしば発生していました。ICタグとハンディターミナルによる管理で、今ではリアルタイムにパソコンで在庫管理ができるようになり、紛失も確実に防げるようになりました。また本社ホストコンピュータを介した一元管理で、営業所間のデータ共有も可能となり、お客様への貸出・返却がスムーズに行え、正確な商品管理や棚卸作業も迅速に行えるようになりました。

ICタグを利用した在庫管理から新たなステージへ

現在建設業界はIoTやICTなど利用したシステムの導入を積極的に進めて生産性の向上に取組んでいます。弊社もICタグを利用した新たなシステム開発を積極的に進めお客様がより安心してご利用頂けるサービス体制を構築して参ります。


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